ヘウケモノ也へようこそいらっしゃいました。ゆっくり閲覧ください。

No.1さむしろ2015-01-13 09:51:54.3792
『ヘウケモノ也』作:さむしろ・まきろん
が始まります。

思いがあっても技が無く、技を探し出したが時間が無い、ということで遅れ遅れできていましたが、取りあえずスタートし、つづきは随時載せていきます。

どうぞお楽しみ下さい。
No.2さむしろ2015-01-13 10:02:44.4633
織部好みの小間茶席に、
安人作三角花入が向う掛になっている。
No.4さむしろ2015-01-19 09:46:50.955123
備前三角花入(桃山時代)は大名品であり『ヘウケモノ』と同じルールで造られている。

この度、安倍安人は、依頼を受け、「没後400年 古田織部展」で使用するための備前三角花入写しの制作に挑んだ。

この物語は、安倍安人の備前三角花入制作への挑戦を追った記録である。

なお、さむしろとまきろんの構成イメージの違いから多少事実と相違する人・物が登場するが、物語を進めるためこのまま進むことにする。気になるお方にはご容赦をお願いしたい。物語の内容は知る範囲の事実を追っていく。
No.5さむしろ2015-01-31 14:24:22.954554
平成26年6月14日午後、いつものように他愛のない話をしていた。
No.6さむしろ2015-01-31 14:25:44.970411
そこへ電話が。
No.7さむしろ2015-02-12 09:55:43.6867
相手は?
No.8さむしろ2015-02-12 10:06:37.848337
電話の内容は?

それは降って湧いたような話であった。

<降って湧く:室町時代の『玉塵抄』の使用例が古い。この表現は、降ったことによって沸いてくることではなく、「天から降る」と「地から沸く」を合わせた言葉で、天から降り地から沸くことが同時に起こること。by語源由来辞典>

しかし、これが苦難の道の始まりでもあることは知る由もなかった。
No.9さむしろ2015-02-16 10:10:44.909332
その夜、三角花入制作の道筋を一人静かに想う。
No.10さむしろ2015-02-16 10:13:06.140989
八日後。
No.11さむしろ2015-02-16 10:14:36.896743
その2.

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