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No.975 | マスター | 2006-05-23 17:39:55.982844+09 |
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進行中の企画も来月になればもっと具体的になるでしょう。 「ものはら別室」に展示中の自作備前水指の前で写された写真が載りました。 自分(安倍)が考える正面とは別の面が正面になっている。景色のあるほうが正面と思うのかなー、という感想を話されました。 解説文の写真が掲載モレになっていますので、追加してもらうよう依頼しました。少しお待ち下さい。 |
No.976 | したり尾 | 2006-05-24 08:06:25.556632+09 |
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メトロポリタンの写真、拝見しました。安倍さんうれしそうですね。 |
No.977 | マスター | 2006-05-24 19:44:26.298623+09 |
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現実に展示されているのを見れば格別の感慨が湧くでしょうね。 それに、メトロポリタン収蔵がいかに大変なことかということについて色々説明を受けられたようです。 |
No.978 | マスター | 2006-05-25 13:30:11.847962+09 |
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阪急・うめだ本店でのEDOICHIグループ展が近づきました。 今日「安倍安人(陶)・近藤国広(写真)・内田江美(油絵)三人展」として案内が届きました。 馴染みが薄いかもしれない近藤国広、内田江美の紹介です。 近藤国広 1939愛媛県生まれ。1966日本初の潜水プールを大阪に造り、ダイビングの指導にあたる。その後、水中写真を独学。11PMにて水中ファッションショー・水中記念撮影を発表。宇和海で紫電改を撮影。写真コンテスト多数入賞。1991「海の詩」で写真展。ポスター・カレンダー他。フリーランス。(案内状から転載) 内田江美 1991女子美術短期大学卒。2004まで服飾デザインをする。2005山梨県ギャラリーP(A)で絵画の第1回個展。(案内状から転載) |
No.979 | したり尾 | 2006-05-26 17:44:52.243895+09 |
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このような展覧会もあっていい。多様なジャンル人々が集うことはそれぞれの作家にとっていい刺激になります。やかて、もっと様々なジャンルの人々が集う会になっていくことを願います。 |
No.980 | マスター | 2006-05-26 18:38:34.311233+09 |
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同感です。 安倍さんの一口コメントもありますので、こちらも転載します。 《近藤国広さんについて》 彼は私の幼友達である。彼の写真は阪急電鉄のプリペードカードや、駅の構内で使われていても、その作者は誰も知らない。なぜなら、今日も彼は海中で作品作り以外何も考えていないからだ。(安人) 《内田江美さんについて》 8歳から、ついこの間まで日本画家安藤峯子氏に師事を受け、実に巧みな写実をやっていた。抽象に変わってまだ半年で、ニューヨーク在住の有名アーティスト、画廊主、評論家等を驚かせた事に私は驚いた。(安人) |
No.981 | したり尾 | 2006-05-27 09:22:45.040778+09 |
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沢山お客さんが来るといいですね。 |
No.982 | マスター | 2006-05-28 19:18:43.492207+09 |
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たくさんの人に見てもらいたいですね。 打ち合わせ事項があり急遽牛窓のアトリエに行ってきました。三人展の作品も見てきました。 茶房ものはらの壁面に飾りたい作品がありました。 |
No.983 | したり尾 | 2006-05-29 09:06:14.243368+09 |
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面白そうですね。その作品が壁面に飾られるのを楽しみにしています。 |
No.984 | マスター | 2006-05-29 19:35:39.26902+09 |
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絵のことはよくわからなくて、ほとんど好きか嫌いかだけの基準ですが、その作品は好きでした。 念ずれば花開く。 |
No.985 | したり尾 | 2006-05-30 17:11:49.614509+09 |
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「念ずれば花開く」って、どういう意味ですか?? |
No.986 | さむしろ | 2006-05-30 19:13:42.212197+09 |
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欲しい欲しいと念じていれば、いつか手に入るということでしょう。 |
No.987 | したり尾 | 2006-05-31 07:40:10.116129+09 |
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なるほど。何かマスターには、どうしても欲しい作品があって、それを手に入れたいと念じているように私には思えました。そのあたりを攻めてみたかったのです。 |
No.988 | マスター | 2006-05-31 18:12:53.892007+09 |
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なるほど、そういうことですか。 特に印象に残っているのは「目覚めない朝」ですが、いかがですか? |
No.989 | したり尾 | 2006-05-31 22:10:27.884871+09 |
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なるほどね。それにしても、マスターが抽象画とは珍しいですね。どこか惹かれるところがあるのでしょう。こういう入り口から絵画の世界に入っていくということもあるものです。そうなるといいですね。 |
No.990 | マスター | 2006-06-01 19:22:39.382472+09 |
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部屋や玄関の壁に絵が掛けてあるのはいいなとは思っていても、仮に掛かっていなくてもあまり気になりませんでした。 最近、安倍備前(立体)の後ろに掛かる平面がうまく調和しているのを見て「いいな」と目覚めました。 |
No.991 | したり尾 | 2006-06-02 16:20:35.230209+09 |
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つまり空間演出ということでしょうか。そうだとしたら茶の世界ですね。 |
No.992 | マスター | 2006-06-02 20:37:52.646496+09 |
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そして具象よりも抽象のほうがあうような気がします。(あくまでも気がするだけですから、すぐに考えがかわるかもしれません。) 茶の世界、で思い出したのですが、古い茶室を見たときにいつも感じるのは「乾いた」あるいは「生気のない」ということです。 ところが掃除をして、水を打って、釜を据え、掛物を掛けるなどして道具を置くと、それまでとはまったく違って枯れていながらも生気に満ちてきます。モノがモノを生かすとでもいうのでしょうか。 |
No.993 | したり尾 | 2006-06-03 07:58:18.800461+09 |
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茶室は、舞台に似ているとも言えます。舞台も茶室も非日常の世界です。 しかし、何か物語が繰り広げられなければ、むなしい箱に過ぎません。道具もなく役者もいない舞台はまるで廃墟のようです。 茶室も然り。貧しい小さな田舎家が茶室のモデルであれば、何もない茶室は本当に侘しい小屋に過ぎません。 ただし茶室は舞台と違って、そこで演ずる者も同時に観客です。 茶会は、茶室という空間があり、テーマがあり、テーマに沿った季節や時間があり、光や影があり、またそのためのお膳立てがあり、テーマを生かす道具があり、微かな音があり、そして演者でもあり観客でもある人がいる。それら全てが互いに強く結びついて、それぞれの役目を果たしきる。その時漸く成り立つものです。総合芸術の頂点のひとつであるとも言えるでしょう。 マスターはそこに掛かるものが、なぜ具象ではなくて抽象が必要だとお考えですか。かなり大事な話であるように思えますので。 |
No.994 | マスター | 2006-06-03 18:52:18.696067+09 |
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そういえば舞台もそうですね。 抽象でないといけないとまでは思いませんが、体験的になんとなくそう思っただけです。 今、気付いたのですが、安倍さんの場合一つの視点から立体と平面が出来ている分だけあい易いかもしれませんね。 色の調子も大きなウェートがあるように思います。 そうすると必ずしも抽象にかぎらないかもしれませんね。 |
No.995 | したり尾 | 2006-06-04 08:01:41.134864+09 |
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マスターが「体験的になんとなく・・・」と言われたところをもう少し分析する必要があるようですね。どんな体験から抽象に向かわれたのか興味があります。 もっとも抽象であればなんでもいいというわけでもなさそうですが。内田さんの作品がいいというのは、何か理由がありそうです。色調だけでなく・・・。 そのあたりは今度の展覧会の皆さんの反応からも窺えるかもしれません。 茶会の床飾りは消息などの軸物か、茶花かいずれかで、日本画にしろ絵画を飾るということはめったにないように思います。そのあたりもマスターの「体験的に」と言われるところと関係があるのでしょうか。 |
No.996 | マスター | 2006-06-04 19:58:09.444806+09 |
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特に断っていませんでしたが、立体のほうが主という前提ですから、平面については立体を引き立てる(結果的には立体が平面を引き立たせることにもなります)ものでなくてはいけません。 思うに、@バランスがとれていること。A色の調子、トーンが互いに響きあうあるいは引き立てあうものであること。 の条件を満たせば、わたしにとって好きな絵になるのではないでしょうか。 服の上下、ネクタイの組み合わせと同じような、多分に「好み」のような気もします。 この場合、茶会における体験は違います。 一つのアートとしての安倍備前と平面との組み合わせと考えて下さい。 |
No.997 | したり尾 | 2006-06-05 08:51:41.565236+09 |
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美術の作品同士で互いに引き立て合い、ひとつの空間を作るということは非常に難しいことです。レベルが高くなればなるだけ互いの個性を主張しあって結果的には殺しあってしまうことが多いものですから。 その意味で、桃山の茶の世界は利休なり織部なりが、レベルの高い美術品を組み合わせて独自の空間を作り上げていったその美意識にいつも目を見張っています。 今回のマスターの行動は、マスターご自身が意識されているかいないかは別にして、茶の世界と近いように感じています。マスターは謙虚に服の組み合わせと同じことだと言われてはいますが。 楽しみなことです。 |
No.998 | マスター | 2006-06-05 20:20:19.72144+09 |
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花入れに花を生けるときも似たようなことがありますね。 いずれにしても、結局のところは個々人の好みということになるのでしょうが、独りよがりになりがちですから、気をつけなければいけないところでしょう。 皆から「さすがだ」といわれるような人が「センスがある」あるいは「見識がある」人ということになるのでしょう。 |
No.999 | したり尾 | 2006-06-06 09:46:45.615696+09 |
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「花入に花」、そう言われればそうかもしれません。 いずれにせよ、安倍さんの作品も内田さんの作品も理解し、愛することができるということはマスターご自身の中に同様な感覚があるということです。共通の感覚がないと、たとえ理解はできてもなかなか好きにはなりにくい。よき理解者を持つ事は作家にとっては幸せなことです。 |
No.1000 | マスター | 2006-06-07 09:37:46.266268+09 |
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今日からEDOICHIグループ展が始まります。 多くの人に見ていただきたいですね。 |
No.1001 | したり尾 | 2006-06-07 17:19:10.368039+09 |
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本当にそうですね。今回私は伺うことができませんが、どなたか見てきた方からどんなものかお話を聞きたいですね。盛会をお祈りします。 |
No.1002 | マスター | 2006-06-08 20:46:07.527215+09 |
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盛会を期待しながら話題を変えます。 パラミタ大賞展が近づいてきました。大賞展はつぎのような企画です。(HPから) 全国の美術館、ギャラリー、評論家など美術関係者の方々から「2006年最も活躍するであろう陶芸家」を推薦いただき、上位8名をノミネートしました。 一般来館者の方々に投票いただいた結果と当館の審査を50%ずつ点数化し、大賞作品を選出します。 出品作家: 秋山陽、安倍安人、内田鋼一、杉浦康益、田嶋悦子、林邦佳、三原研、三輪和彦 |
No.1003 | したり尾 | 2006-06-09 08:07:26.49112+09 |
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ノミネートされた方々は比較的お若いようですね。安倍さん以外にもお会いした方もいます。来場者も投票するのは面白そうですが、動員の多い人が勝ちなどということになっては困りますね。そこが少し心配かな。 人の実力を測るのは難しいですね。 |
No.1004 | マスター | 2006-06-09 12:58:07.365575+09 |
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近くの方、遠方の方いろいろです。 それに伝統陶芸は安倍さんだけのようです。 他の方はそれぞれどのような作品が出てるかわかりません。伝統陶芸では第一印象で目を引くということはかなりむつかしく、造形、焼きをじっくりみてくれる人でないと評価が低いかもしれません。 |
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