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No.885 | マスター | 2006-03-31 17:45:33.747387+09 |
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第6回伝統からの創造「21世紀展」で、4/23から5/28の間、東京・大阪・京都・名古屋・金沢・富山を巡回します。 次いで、6/7〜6/13で梅田阪急にて「EDOICHIグループ展」の予定です。 |
No.886 | したり尾 | 2006-04-03 17:00:33.203912+09 |
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とりあえずグループ展のようですが、全国の皆さんが安倍さんの作品に出会えるわけですね。 EDOICHIとは、どんなグループですか。 |
No.887 | マスター | 2006-04-03 20:23:10.546903+09 |
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EDOCHIは、絵画、写真、陶器、立体造形の作家四人をメンバーとするグループで、初のグループ展になると思います。 いずれも安倍さんの親しい方たちです。 |
No.888 | したり尾 | 2006-04-04 10:57:47.824843+09 |
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いよいよ造形作家として、さらに幅を広げた活動を、具体的に起こそうとされているわけですね。 面白くなりそうです。成功を祈ります。 |
No.889 | マスター | 2006-04-05 19:36:23.6376+09 |
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当然のことながらいきなりフィーバーとはいかないでしょうから、地道で継続した活動が必要でしょうね。 |
No.890 | したり尾 | 2006-04-06 11:04:24.122291+09 |
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それはマスターの言われるとおりでしょう。 しかし、今までは安倍さんの作品は焼き物好き以外の人々の目に触れる機会があまりに少なかった。それに比べれば、観る人の幅はぐっと広まります。どんな人々が来場し、どんな評価を下すのか、ワクワクする気持ちを抑えることはできません。 こういうチャンスがもっと増えるといいのですが・・・。 |
No.891 | マスター | 2006-04-06 19:25:27.719199+09 |
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そうですね。 去年の名古屋・三越展では作品と同時にアートが展示されていましたが、しっくりとマッチしていて、安倍作品のアート性を強く感じました。 また、先日京都近代美術館へアートが収蔵されましたが、そのきっかけになったのも京都での5陶会展だったと聞いています。 |
No.892 | したり尾 | 2006-04-07 09:59:10.623245+09 |
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私が印象深いのは、数年前に四国西条市で開催された「THE ANJIN WORLD」という展覧会です。 安倍さんのように多面的な表現者には、その全体像を表現する場が必要なのだと思います。 今回は安倍さんは焼き物で参加されるようですが、こうした場を通して、徐々にでも全体像を発表する場が確保されていけばいいのですが・・・。 その意味ではマスターの言われるように、近代美術館に安倍さんの抽象芸術が納められたことは大きな出来事です。非常にうれしい。 また、違うジャンルの作家が一堂に会することは互いに新しい刺激を与え合うことにもなります。とてもいいことです。 |
No.893 | さむしろ | 2006-04-08 19:17:08.229963+09 |
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THE ANJIN WORLD はビデオでみました。 光が作品群のいろんな表情を浮き上がらせ、光に浮かび上がった作品群が光の役割・多様性を見るものに示してくれた、そんな印象があります。そして、安倍安人はアーティストなんだと強く印象付けられた催しでした。 |
No.894 | したり尾 | 2006-04-10 16:39:04.79187+09 |
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ところで「EDOICHI」に出品する作家は、安倍さん以外は、どのような方たちかご存知ですか。どういうお仲間なんでしょう。 |
No.895 | マスター | 2006-04-10 20:41:54.717541+09 |
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今、資料が見当りませんので記憶の範囲ですが、まずお一人が水中カメラマンで、鯨が泳いでいるのを写したときのスタッフの一人です。ヘエーというような写真をみました。 もう一人は鉄などを使った造形をされているようですが(鉄にかぎらないかもしれません)、川島猛の制作スタッフとして制作にたずさわったりもしておられるようです。 いま一人は絵のほうをされています。わたしは、絵の評論はまったく出来ませんが、ちょっと気になる絵でした。 |
No.896 | したり尾 | 2006-04-11 17:51:04.077493+09 |
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面白そうですね。内容的に全くつながりがなくバラバラなところが却っていい。 それぞれの作家にそれぞれのファンがいて、自分の好きな作家の作品を観にいくのでしょう。つまり、結果として安倍さんをご存じない方も、安倍さんの作品に出会うわけです。 皆さんは一体どのような反応をするのか、非常に楽しみです。 |
No.897 | マスター | 2006-04-11 19:26:14.510406+09 |
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そうです、わたしもまったくベツモノというのがいいと思っています。 ホームページをたちあげて、作品を紹介していくという計画も進行中です。 |
No.898 | したり尾 | 2006-04-12 15:03:43.163776+09 |
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そうすると、私たちも「EDOICHI」の皆さんの作品を拝見できるのですね。新しい楽しみができました。 それで、そのHPは、いつごろ立ち上がるのですか。 |
No.899 | マスター | 2006-04-12 19:51:22.321914+09 |
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現在制作中ということです。 早くて5月中というところでしょうか? 掲載用作品もいくつか出来上がってきているとの話も聞いていますので、一日でも早くと待っているところです。 |
No.900 | したり尾 | 2006-04-13 09:54:11.792709+09 |
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今、美術界全体がかつてのエネルギーを喪失し、昔の栄光に頼り切って何とか生き延びている状況です。 その中で、こうした動きが出てきたことはおそらく「EDOICHI」のメンバーが考えられている以上に意味のあることです。 振り返れば桃山時代も、さまざまなジャンルの強い個性の持ち主たちが桃山文化を築き上げました。もちろんキーマンは利休でしょう。 「EDOICHI」の立ち上げがそうした動きのスタートになればなどと、かなり無責任な夢を見ています。 |
No.901 | マスター | 2006-04-13 18:10:54.052317+09 |
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無責任でいいのですが、大きすぎる夢と期待はプレッシャーになるかもしれません。 |
No.902 | したり尾 | 2006-04-14 14:00:42.475565+09 |
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そうですね。世間など気にせず、なさりたいようになさればいいのです。 桃山の人々も歴史に名を残そうなどと思っていたわけではありません。ただただ、それぞれの美意識を追求していたに過ぎないのですから。 それから、表紙のスケジュールを変えてくださってありがとうございます。 |
No.903 | マスター | 2006-04-15 00:41:46.893483+09 |
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しっかり遅くなってしまってすみませんでした。 安倍さんが(EDOICHI用に)どのようなものを作っておられるのか、実はよくわかりません。 勝手に想像をして待っているところです。想像段階ですが、それでも今から欲しいものがあります。 |
No.904 | したり尾 | 2006-04-15 18:57:23.260088+09 |
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それこそプレッシャーになりますよ。 |
No.905 | マスター | 2006-04-16 20:28:23.946995+09 |
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いやいや、903の「欲しいもの」はすでに制作に入っておられましたので、その心配はないと思いますよ。それにまったく初めてというものではありませんから。 |
No.906 | さむしろ | 2006-04-17 00:14:03.544683+09 |
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最近、安倍先生の作品がオークションによく出てきていますが、その作品紹介のなかで安倍作品は紐造りであるように説明されています。 わたしは、安倍先生は紐造りはされていなかったように記憶していますが、したり尾さんどうですか? |
No.907 | したり尾 | 2006-04-17 19:04:18.46+09 |
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さむしろさんの言われるとおり、安倍さんの作品は轆轤作りです。紐作りはありません。 轆轤でひいてから、押したり引いたり削ったりしますから、そのように見えるのでしょう。備前の作家の中にも、安倍さんの作品は轆轤作りではないと思っている方もいるようです。 しかし、例えばこのHPに掲載されている茶碗や水指、花入の中にも轆轤目を残した作品がありますよ。それが却って紐作りに見えてしまうのかもしれません。 是非、実物を見ていただきたいものです。 この話で興味深いのは、現代の陶芸作家の多くが、轆轤をひいた後、あまり触っていないということですね。桃山の作品は、どんなに変形されていても楽を除いて皆轆轤作りなのですがね。 |
No.908 | さむしろ | 2006-04-18 12:45:00.455717+09 |
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やはりそうでしたか。よくわかりました。 安倍さんの場合、轆轤は下ごしらえで、挽いた後から本格的な創作に入ると考えていいのでしょうね。 |
No.909 | したり尾 | 2006-04-18 15:05:26.495933+09 |
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轆轤挽きを「下ごしらえ」と言っていいかどうか分かりませんが、制作過程の一段階に過ぎないことは確かです。 |
No.910 | マスター | 2006-04-20 23:52:10.483509+09 |
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これまで制作技法についてはまったく触れてきませんでした。安倍さんが、すでに公にされた範囲でしかわかりませんが、そんなものを掻き集めて少しずつ紹介していくことも考えてみたいと思います。 今日こられたお客さんの情報によると、「安人」なる銘の焼酎が近々発売されるということです。 急ぎ情報を集め、ここで紹介します |
No.911 | したり尾 | 2006-04-21 13:05:43.7499+09 |
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私もその話はかすかに知っています。確か、月末あたりの発売ではなかったでしょうか。 製作技法の話をしたいということでしたが、欠かせないのは第一に「土」ですね。料理で例えるなら、材料は大事ですものね。 |
No.912 | さむしろ | 2006-04-21 18:34:54.196078+09 |
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安人ファンのFさんから、「安人」の銘で焼酎を造りたいので名前を使わせてほしいとの話があった、との話を聞いていましたので発売の段階になったということですね。 |
No.913 | マスター | 2006-04-21 19:15:03.63754+09 |
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はい、4月27日の発売だそうです。 「安人」の文字は安倍さんが書かれたそうです。 |
No.914 | したり尾 | 2006-04-22 14:33:49.597442+09 |
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それはますます楽しみなことです。 |
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