目次
開店1 まずは一服2 品格とは何ですか?3 西欧の美に対する価値観と東洋の美に対する価値観4 「焼き切る」ということ5 一品ものと量産もの6 織部様式と三点展開7 使いにくいものを作る8 長次郎茶碗の登場9 京都市内屋敷跡で大量発掘の陶磁器10 大黒を少庵にとらせ可申候はや舟をば松賀嶋殿へ参度候11 「黒楽と瀬戸黒の関係を考古学的観察をした結果からの推察」との資料12 長次郎の手法は手捏ね13 ティータイム 安倍安人14 「桃山陶の華麗な世界」(於:愛知県陶磁資料館)を見て15 安倍安人解説動画16 「楽茶碗は長次郎で完成しているので、いまさら古作(長次郎)を写しても意味がない」との見解17 「乱世に映したゆがみの美」(日本経済新聞連載)に思う18 彫刻家に学ぶ「佐藤忠良の美学の要点」19 柳宗悦の「奇数の美」20 矢筈の謎21 道具ランキング22 モーツァルトと脳の安らぎ23 「茶会記にみる水指一覧」24 志野の発生年代が大幅に修正25 時代の個性と規範26 黒茶碗と瀬戸茶碗27 安倍安人の「京の作家が制作説」と林屋晴三の「独自進化説」28 作家集団の存在の可能性29 ルネサンスがヒントとなって織部様式誕生?30 長次郎が世界に先駆けて「三点展開」を生み出した31 織部様式茶陶を創ったのはだれか? 推理Ⅰ32 織部様式茶陶を創ったのはだれか? 推理Ⅱ33 ものはらⅡ部  伊賀焼の使用は意外に少ない34 「宗甫公織部へ御尋書」は遠州でなく実は上田宗箇だった35 「佐賀県史料集成」第九巻「三條之今やき候者共」36 古田織部の役回りを推理する37 家康と茶の湯と織部38 上田宗箇39 奥高麗茶碗40 遠来の客41 ピカソの語った有名な話42 当代楽吉衛門の見解を覗く43 空想「造形への端緒」44 古茶会記を読む45 「ものはら」をかいつまんでまとめると46 三点展開理論は秘中の秘47 古田織部自筆書状から48 「千利休とやきもの革命」(河出書房新社)を読む49 興味深かったところをまとめる50 長次郎茶碗と今ヤキ、クロヤキ茶碗、黒茶碗と瀬戸黒茶碗51 長次郎黒茶碗と瀬戸黒の類似52 職人技でない絵付け53 伊賀茶陶54 白ヤキノ茶ワン55 ローソクの明かりで長次郎茶碗を見る56 武将達と茶の湯57 御成り書院と御茶所 奥出雲・櫻井家58 09.1.4付 日本経済新聞「ギリシャにかえれ」 「静」なるものに「動」を59 宣教師達の見た茶の湯 ジョアン・ロドリーゲス60